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スタッフブログ

2020.11.10

不動産購入の際にかかる仲介手数料の相場はどのくらい?

こんにちは。
株式会社リノベース代表の阿久澤です。
 
今回は、お家やマンションの購入の際にかかる仲介手数料の相場についてご紹介します。
不動産購入の際は、仲介業者を通じて購入することが一般的です。
 
 
□不動産仲介会社に支払う仲介手数料とは?

 

 

住宅やマンションを手に入れたいと考えると、まず不動産仲介会社での購入を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
仲介会社がなければ、個人で売主を探したり、契約を結ぶ必要があります。
しかし、それはなかなか難しいですよね。
仲介会社に仲介してもらうことで、少ないリスクと時間で希望に近いお家やマンションが簡単に見つけられます。
 
仲介会社は、取引をする際、書類作成やお家やマンションの調査、その持ち主との仲介などのサポートなども行ってくれます。
仲介してもらって契約が成立したときに支払うのが支払手数料です。
仲介手数料は、売主と買主の双方が負担するのが一般的でしょう。
しかし、契約が成立しなかった場合や不動産会社が直接販売する場合には、仲介手数料がかかりません。
 
 
 
□仲介手数料の相場をご紹介!

 

 

不動産売却の際にかかる仲介手数料は法律で上限が決められているため、むやみに高く設定できません。
売買時における仲介手数料の上限は売買価格が200万円以下の場合、売却価格の5パーセント以内、200万円から400万円以下の部分は、売買価格の4パーセント以内、400万円以上の部分は、売買価格の3パーセントです。
例えば、2500万円の物件を購入した場合、200万円の5パーセントと200万円の4パーセントと2100万円の3パーセントと消費税の合計である89万円が仲介手数料としてかかります。
 
計算式が複雑なので、本記事の内容を目安にしてください。
売買価格が1000万円の場合、仲介手数料の上限は36万円、2000万円と3000万円の場合は、それぞれ66万円と96万円です。
また平成30年1月1日の宅建業法一部改正により、400万円以下の不動産売買の仲介手数料の上限は18万円となりました。
仲介手数料は高くなるほど、上限額も高くなりますが、あくまで上限額なので、必ずしもその金額を請求されるわけではありません。
 
 
仲介手数料が高い、、、と思われるお客様もいらっしゃるかもしれません。
 
実際の仲介業者さんがどこまでサービスでしてくれるのか確認したほうが良いでしょう。
金融機関からのお借入れの仮審査の代行業務、金融機関との金利交渉、ライフプランのご提示、広告掲載費用のかけ方など、仲介業者さんによって様々のようです。
また、一般的には築古の中古住宅の売買価格は安いことが多く、その割には仲介業者が調査したりするべき内容も多岐にわたり、新築住宅の2倍以上の労力を要することも多々あります。
それでも仲介手数料の上限は定められております。
中古住宅がなかなか流通しない理由の一つかもしれません。
 
仲介手数料が高い、とお客様から思われないようなサービスをお客様の立場に立って今後も心掛けていきたいと思います。
仲介業者さんの中には、「仲介手数料無料」をうたって他社との差別化をしている会社さんもあるようです。
 
それぞれの業者さんの評判なども気になるところでしょうが、不動産は大きな買い物です。
購入する際の仲介業者さんをどこにするのかも含めて、十分検討されると良いかもしれませんね。
 
 
 
 
 
□まとめ
 
今回は、お家やマンションの購入の際にかかる仲介手数料の相場についてご紹介しました。
仲介会社のおかげで希望の物件を見つけられ、少ないリスクで購入ができるので、仲介手数料を支払うことは一般的です。
そのため、住宅の購入を検討する際は、仲介手数料の金額も念頭に入れて考えましょう。
 
最後まで読んでいただきありがとうございます。
また、次回の投稿もお楽しみに◎

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