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2025.08.10 NEW

知っておきたいバリアフリーリフォームの方法!場所ごとのポイントを解説

年齢を重ねても、住み慣れた家で安全に暮らし続けたいと願うのは自然なことです。
そのための選択肢として、バリアフリーリフォームが注目されています。
しかし、いざリフォームを考えると、どこから手をつければ良いのか、どのような方法があるのか、迷ってしまう方も少なくありません。
この記事では、具体的なリフォーム方法を場所ごとにご紹介します。
あなたの家が、将来にわたって快適な空間であり続けるための一歩を踏み出してみましょう。

移動を安全にするバリアフリーリフォームの方法

 

玄関・アプローチのリフォーム方法:段差解消と手すりの設置

住まいの顔である玄関は、安全な出入りのための重要なポイントです。
まず考えたいのが段差の解消。
屋外のアプローチから玄関ポーチにかけては、スロープを設置するのが基本的な方法です。
もしスロープの設置が難しい場合でも、固定式の踏み台を置くことで段差を小さくできます。
また、靴の着脱やドアの開け閉めでふらつきやすい場所には、体を支える縦手すりの設置が効果的です。
ドアを引き戸に変更すれば、車椅子での出入りもスムーズになります。

廊下のリフォーム方法:手すりの設置と通路幅の確保

家の中の動線となる廊下は、手すりを設置することで格段に移動しやすくなります。
手すりは途中で途切れることがないよう、連続して取り付けることが大切です。
床から75〜85センチメートルほどの高さが一般的な目安とされています。
将来的に車椅子を利用する可能性を考えるなら、通路の幅も重要です。
有効幅として85センチメートル以上を確保できると、介助が必要になった際にも安心です。
開き戸を引き戸に変更したり、ドアの開く向きを変えたりするリフォームも、通路を広く使うための有効な方法といえるでしょう。

階段のリフォーム方法:手すりの追加と滑り止め対策

階段は家の中でも特に転倒のリスクが高い場所です。
すでに片側に手すりがあっても、両側に取り付けることで、上り下りの安定感が格段に増します。
また、足元の安全対策も欠かせません。
踏み板の先端に滑り止めの部材(ノンスリップ)を取り付けたり、滑りにくい素材のシートを貼ったりする方法があります。
夜間の昇降を考えて、足元を照らす照明を設置することも有効なリフォームです。

水回りを快適にするバリアフリーリフォームの方法

 

トイレのリフォーム方法:スペース確保と手すりの設置

トイレは毎日使う場所だからこそ、安全性と快適性が求められます。
開き戸を引き戸や折れ戸に変更し、出入り口を広くすることから始めましょう。
介助が必要になることを見越して、車椅子でも回転できるスペースを確保できると理想的です。
そして、立ち座りの動作を助ける手すりは不可欠です。
便器の横にL字型の手すりを設置したり、必要に応じて動かせる可動式の手すりをつけたりと、使う人の状況に合わせて選びます。
和式便器の場合は、この機会に洋式へ変更することをおすすめします。

浴室のリフォーム方法:段差解消と滑りにくい床材の選定

浴室は、滑りやすさや温度差など、多くの危険が潜んでいます。
最も優先したいのは、脱衣所と洗い場の間の段差をなくすこと。
ユニットバスにリフォームするのが、段差解消と同時に手すりの設置や滑りにくい床材への変更もできる効率的な方法です。
床材は、水はけが良く、濡れていても滑りにくいものを選びましょう。
浴槽も、またぎやすい高さの低いものに交換すると、入浴時の負担が軽くなります。

洗面所のリフォーム方法:車椅子対応とレバー式水栓への変更

洗面所も、少しの工夫で格段に使いやすくなります。
車椅子に座ったままでも使いやすいように、カウンターの下にスペースが確保された洗面台を選ぶと良いでしょう。
また、握力が弱くても操作が簡単なレバー式の水栓に変更するのもおすすめです。
蛇口をひねる動作が不要になり、水の出し止めが楽になります。
鏡も、座った姿勢での目線に合う低い位置に取り付けるか、角度を変えられる傾斜鏡にすると便利です。

バリアフリーリフォームの計画と費用に関する方法

 

リフォーム箇所の優先順位を決める方法

いざリフォームをしようとしても、どこから手をつけるべきか悩むかもしれません。
まずは、日常生活の中で「危ない」「不便だ」と感じる場所を書き出してみましょう。
その上で、今の身体状況だけでなく、5年後、10年後の暮らしを想像することが大切です。
すべてを一度に行うのが難しい場合は、転倒リスクが高い階段や浴室、毎日使うトイレなど、生活に必須の場所から優先順位をつけます。
ケアマネージャーやリフォーム会社の担当者といった専門家の意見を聞くのも良い方法です。

バリアフリーリフォームの費用を抑える方法

リフォームには費用がかかりますが、工夫次第で負担を抑えることが可能です。
最も有効なのは、国や自治体、そして介護保険の制度を最大限に活用することです。
また、工事の範囲を欲張らず、専門家と相談しながら本当に必要な箇所に絞り込むことも重要になります。
そして、リフォーム会社を選ぶ際には、必ず複数の業者から見積もりを取りましょう。
費用だけでなく、提案内容や担当者の対応を比較検討することで、納得のいくリフォームにつながります。

リフォームで活用できる補助金制度の探し方

バリアフリーリフォームでは、様々な補助金や助成金が利用できます。
代表的なものは、要介護・要支援認定を受けている方が利用できる介護保険の「住宅改修費」です。
手すりの設置や段差解消などの工事に対し、最大20万円まで支給されます。
これに加えて、お住まいの市区町村が独自に設けている助成制度も少なくありません。
まずは自治体のウェブサイトで調べるか、高齢者支援の担当窓口に問い合わせてみましょう。

まとめ

自宅のバリアフリーリフォームは、将来の安全な暮らしを守るための大切な投資です。
玄関や廊下といった移動スペースから、トイレや浴室などの水回りまで、場所ごとに適切なリフォーム方法があります。
すべての工事を一度に行う必要はありません。
まずは現状の課題を整理して優先順位をつけ、利用できる補助金制度を調べることが重要です。
この記事で紹介した方法を参考に、あなたとご家族にとって最も快適な住まいづくりを始めてみてはいかがでしょうか。
信頼できるリフォーム会社に相談することから、その第一歩が始まります。

 

 

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