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2025.08.18 NEW

山形で平屋を建てる建築費の相場は?内訳と費用を抑えるポイント

ワンフロアで生活が完結し、家族との繋がりを感じやすい「平屋」の暮らし。
そんな魅力的な平屋を、自然豊かな山形県で建てたいと考える方も多いでしょう。
しかし、夢を膨らませる一方で、多くの人が最初に直面するのが「一体いくらかかるのか」という建築費の問題です。
平屋の建築費の相場は、坪数や仕様、依頼する会社によって大きく変動します。
この記事では、山形で平屋を建てる際の建築費の相場や、費用を左右するポイントについてご紹介します。

山形県における平屋の建築費の相場

 

坪単価だけで判断できない建築費の相場

住宅の広告などでよく目にする「坪単価」という言葉。
これはあくまで、建物本体の工事にかかる費用を延床面積で割った一つの目安に過ぎません。
多くの場合、この坪単価には屋外の工事費や税金、手数料などは含まれていないのです。
そのため、坪単価の安さだけで建築会社を選んでしまうと、最終的に支払う総額が予想を大きく上回ってしまった、という事態になりかねないので注意が必要です。

建築費の総額を構成する3つの費用

実際に家を建てるために必要となるお金は、大きく分けて3種類で構成されています。
・本体工事費: 建物そのものを作るための費用で、総額の約75%を占めます。
・付帯工事費: 駐車場や庭などの外構工事、上下水道やガスの引き込み工事など、建物以外に必要な費用です。
総額の約15〜20%が目安です。
・諸費用: 住宅ローンの手数料や登記費用、火災保険料や税金など、工事以外にかかるお金です。
総額の約5〜10%を見ておく必要があります。

山形県の土地代が建築費の相場に与える影響

平屋は、同じ広さの2階建てに比べて、より広い土地が必要になるという特徴があります。
そのため、すでに土地をお持ちでない場合は、建築費に加えて土地の購入費用も考えなくてはなりません。
山形県内でも、山形市のような中心市街地と郊外とでは土地の価格が大きく異なります。
どのエリアに住みたいかによって、家づくりにかかる総費用も変動することを理解しておくことが大切です。

平屋の建築費の相場を左右する要因

 

平屋の建築費が高くなりがちな理由

一般的に、平屋は2階建て住宅よりも坪単価が割高になる傾向があります。
その主な理由は、同じ延床面積で比較した場合、建物の土台となる「基礎」と、建物を覆う「屋根」の面積が2階建てよりも広くなるためです。
基礎工事や屋根工事は建築工事の中でもコストがかかる部分であるため、その面積が広い平屋は、結果として建築費が高くなりやすいのです。

建物の形状と屋根の形

建物の形は、建築費に直接影響を与えます。
シンプルな四角形(総二階のような形)に比べて、L字型やコの字型のように凹凸が多い複雑な形状は、壁の面積が増え、建物の角部分の処理にも手間がかかるためコストアップに繋がります。
屋根も同様で、シンプルな切妻屋根や片流れ屋根と比べて、複雑な形の屋根は材料費も手間も余計にかかります。

内装・外装の素材と設備のグレード

建築費を左右するもう一つの大きな要因が、内外装の素材と住宅設備のグレードです。
例えば、床材を一般的なフローリングにするか、無垢材にするか、壁紙をビニールクロスにするか、漆喰などの塗り壁にするかで費用は大きく変わります。
また、キッチンやお風呂、トイレといった水回りの設備も、選ぶ製品のグレードによって価格は数十万円単位で変動します。

山形で平屋の建築費を相場内に抑えるポイント

 

建物の凹凸を減らしシンプルな形状にする

建築費を抑える上で、最も効果的なポイントは建物の形状をシンプルにすることです。
できるだけ正方形や長方形に近い、凹凸の少ない形にすることで、壁の面積や材料、そして工事の手間を減らすことができます。
外観のデザインにこだわりすぎず、シンプルな箱型を意識することが、コストダウンへの一番の近道です。

水回りの設備を集中させる

キッチン、浴室、洗面所、トイレといった、給排水管が必要な水回りの設備は、できるだけ一か所に集中させて配置しましょう。
配管が家のあちこちに分散していると、その分だけ配管の長さが必要になり、工事費も材料費もかさんでしまいます。
水回りをまとめることは、コストを抑えるだけでなく、将来的なメンテナンスのしやすさにも繋がる合理的なポイントです。

山形の気候に合わせた断熱性能を考える

山形県の厳しい冬の寒さ、そして夏の暑さを考えると、住宅の断熱性能は非常に重要です。
断熱材のグレードを上げたり、高性能な窓を採用したりすることは、初期の建築費を押し上げる要因になります。
しかし、入居後の冷暖房にかかる光熱費を長期的に見れば、その差は歴然です。
目先の建築費だけでなく、何十年と住み続ける間のランニングコストまで含めて考えるなら、断熱性能への投資は結果的にコストパフォーマンスを高める重要なポイントになります。

まとめ

山形県で平屋を建てる際の建築費の相場は、広告で見る坪単価だけでなく、付帯工事費や諸費用を含めた「総額」で捉えることが大切です。
平屋は基礎や屋根の面積が広くなるため、建築費が割高になる傾向がありますが、家の形をシンプルにするなどの工夫でコストを抑えることは可能です。
そして、雪深く寒い山形の気候を考慮すれば、初期費用をかけてでも断熱性能にこだわることは、後々の暮らしの快適さと光熱費削減に繋がります。
信頼できる建築会社とよく相談し、予算と希望のバランスを見極めながら、理想の平屋づくりを進めていきましょう。

 

 

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