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2025.08.21 NEW

新築の頭金はいくらあれば安心?後悔しない金額の決め方

夢のマイホーム、その第一歩として多くの人が向き合うのが「頭金」の問題です。
「頭金は多い方が安心」とよく聞く一方で、貯金を使い果たしてしまうことには大きな不安が伴います。
一体、いくら用意すれば良いのか。
それは、新築という大きな買い物を前にした誰もが抱く、ごく自然な疑問と言えるでしょう。
この記事では、新築購入時の頭金の考え方と、ご自身にとって本当に安心できる金額を見つけるための具体的な方法についてご紹介します。

新築購入における頭金の役割と相場

 

新築購入の頭金とは

頭金とは、新築住宅の購入代金のうち、住宅ローンを利用せずに自己資金(貯金など)で支払うお金のことを指します。
例えば、4,000万円の家を購入する際に500万円の頭金を入れた場合、住宅ローンの借入額は3,500万円になります。
この頭金の額が、その後の返済計画に大きく影響してくるのです。

頭金の一般的な相場

では、一般的にどれくらいの頭金が用意されているのでしょうか。
多くの情報サイトや金融機関では、物件価格の10%から20%程度がひとつの目安とされています。
4,000万円の新築物件であれば、400万円から800万円が相場ということになります。
ただし、これはあくまで平均的なデータに基づく目安であり、すべての人にとって最適な金額というわけではありません。

頭金なし(フルローン)という選択肢

近年では、物件価格の全額を住宅ローンで借り入れる「フルローン(頭金なし)」を選択する人も増えています。
手元の資金が少なくても家を購入できるメリットはありますが、注意も必要です。
借入額が大きくなる分、月々の返済負担は重くなり、将来の金利上昇リスクも高まります。
また、金融機関によっては頭金がない場合に適用金利が高くなることもあるため、必ずしも安心な選択肢とは言えないのです。

頭金をいくら入れるか決めるメリットとデメリット

 

頭金を多く入れることの安心感

頭金を多く用意することには、主に3つのメリットがあります。
・月々の返済額が減る: 借入額が少なくなるため、毎月の家計にゆとりが生まれます。
・総返済額が減る: 支払う利息の総額が少なくなるため、生涯コストで見るとお得になります。
・ローン審査に通りやすくなる: 自己資金を準備できる計画性や返済能力が高いと評価され、金融機関からの信用度が上がります。

頭金を多く入れすぎることの不安

一方で、貯蓄の大部分を頭金につぎ込んでしまうことには、大きな不安要素も存在します。
最大のデメリットは、手元の現金がなくなることです。
病気やケガによる急な入院、子どもの進学、突然の失業など、人生で起こりうる不測の事態に対応できなくなるリスクが高まります。
また、住宅ローン控除や団体信用生命保険(団信)といった制度の恩恵が、借入額が少ない分だけ小さくなるという側面もあります。

低金利時代の頭金の考え方

現在(2025年時点)のような歴史的な低金利の状況下では、考え方も多様化しています。
無理に頭金を多く入れるよりも、手元に現金を残し、教育資金や投資などに回した方が合理的という判断もあります。
住宅ローンの低い金利以上に、手元資金を有効活用できる可能性があるためです。
ただし、これは個々の資産状況やリスクに対する考え方によって大きく左右されます。

「安心な頭金」の具体的な計算方法

 

ステップ1:新築購入にかかる「諸費用」を把握する

頭金の額を決める前に、必ず把握しておかなければならないのが「諸費用」の存在です。
諸費用とは、物件価格とは別に現金で必要になるお金のことで、登記費用やローン手数料、火災保険料、税金などが含まれます。
一般的に、新築物件の場合は物件価格の3%〜7%程度が目安です。
この諸費用を支払っても、なお余裕があることが大前提となります。

ステップ2:手元に残すべき「生活防衛費」を計算する

次に、新生活を安心してスタートさせるために、万一の事態に備える「生活防衛費」を必ず手元に残しましょう。
これは、病気や失業などで収入が途絶えても、一定期間生活を維持するためのお金です。
一般的に、会社員なら生活費の半年分、自営業の方なら1年分が目安とされています。
このお金には手をつけない、という覚悟が大切です。

ステップ3:貯蓄額から諸費用と生活防衛費を引いて頭金を算出する

ここまでのステップを踏まえることで、あなたにとって本当に「安心な頭金」の額が見えてきます。
計算式はいたってシンプルです。
「安心な頭金の上限額 = 現在の総貯蓄額 – 諸費用の概算額 – 生活防衛費」 この計算で算出された金額が、あなたが無理なく、そして安心して新築購入に充てられる頭金の額と言えるでしょう。

まとめ

新築購入における頭金は、「多ければ多いほど良い」という単純なものではありません。
一般的な相場や平均額に惑わされることなく、自分自身の家計にとって「安心できる額」はいくらなのかを見極めることが何よりも重要です。
そのためには、まず購入時に必要な「諸費用」と、万一に備える「生活防衛費」を現在の貯蓄から確保すること。
その上で、残った資金の中から無理のない範囲で頭金の額を決めるのが、後悔しないための賢明な方法です。
しっかりとした資金計画を立て、心から安心できるマイホームでの新生活をスタートさせましょう。

 

 

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