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2025.09.03 NEW

高断熱窓への交換費用と補助金を活用して安く抑える方法

冬になると窓際がひんやり寒い、夏は日差しで部屋が暑くなる。
そんな住まいの悩みは、実は窓が原因かもしれません。
窓は家の中で最も熱が出入りしやすい場所であり、結露や光熱費の増加にも繋がります。
この問題を解決するのが、断熱性能の高い「高断熱窓」への交換です。
ただ、リフォームとなると、やはり費用がどれくらいかかるのかが気になるところでしょう。
この記事では、高断熱窓への交換にかかる費用の目安と、その費用を賢く抑える方法について紹介します。

高断熱窓への交換方法と費用の目安

 

「内窓設置」による高断熱化の費用

今ある窓はそのままに、その室内側にもう一つ新しい窓を取り付けるのが「内窓設置」です。
二重窓にすることで、既存の窓と新しい窓の間に空気の層が生まれ、断熱効果や防音効果が高まります。
壁を壊すなどの大掛かりな工事が不要で、1箇所あたり1〜2時間程度で設置できる手軽さが魅力です。
費用は、窓の大きさにもよりますが、1箇所あたり8万円から15万円程度が目安となります。

「外窓交換」による高断熱化の費用

窓をサッシごと新しい高断熱窓に交換するのが「外窓交換」です。
最近の主流は、既存の窓枠だけを残し、その上から新しい窓枠をかぶせて取り付ける「カバー工法」という方法です。
この工法なら、壁を壊すことなく1日程度で工事が完了します。
窓そのものの性能が根本的に改善されるため、高い断熱効果が期待できます。
費用は、1箇所あたり20万円から40万円程度が目安で、リフォーム方法の中では比較的高価になります。

「ガラス交換」による高断熱化の費用

今使っているサッシ(窓枠)はそのまま活かし、ガラスだけを断熱性能の高い複層ガラスなどに交換する方法です。
工事が簡単で、費用を最も安く抑えられるのがメリットです。
ただし、サッシ自体が古いアルミ製などの場合、サッシ部分の結露や断熱性の低さは解消しきれないという側面もあります。
費用は、1箇所あたり5万円から10万円程度が目安となります。

高断熱窓の交換費用を左右する要因

 

窓のサイズや数と交換費用の関係

当然のことながら、窓のサイズが大きくなればなるほど、また交換する窓の数が多ければ多いほど、費用は高くなります。
例えば、リビングにある大きな掃き出し窓と、トイレや浴室にある小さな窓では、同じグレードの製品でも価格は大きく異なります。
リフォーム費用を見積もる際は、どの窓を、いくつ交換するのかを明確にすることが第一歩です。

ガラスの種類による費用の違い

高断熱窓の性能を決定づけるのがガラスの種類です。
2枚のガラスを組み合わせた「複層ガラス(ペアガラス)」が基本ですが、さらに性能を高めたタイプがあります。
ガラスの室内側に特殊な金属膜をコーティングした「Low-E複層ガラス」は、夏の日差しや冬の暖房熱の放出を防ぎ、より高い断熱効果を発揮しますが、その分費用も上がります。
ガラスの間の空気層に、空気より熱を伝えにくいアルゴンガスを封入したタイプも同様に高価になります。

サッシの素材による費用の違い

ガラスと同じくらい断熱性能に影響するのが、窓枠であるサッシの素材です。
従来からある「アルミサッシ」は丈夫ですが熱を伝えやすく、断熱性は高くありません。
一方、熱を伝えにくい「樹脂サッシ」や、室外側がアルミで室内側が樹脂の「アルミ樹脂複合サッシ」は、断熱性能に優れる分、費用も高くなります。
求める断熱性能と予算のバランスを考えて選ぶことが重要です。

高断熱窓の交換費用を補助金で抑える方法

 

国が実施する高断熱窓の交換補助金制度

高断熱窓へのリフォームは、国がカーボンニュートラルの実現に向けて強力に推進しており、手厚い補助金制度が用意されています。
代表的なのが、2025年現在も継続している「先進的窓リノベ事業」です。
この事業は、省エネ効果の高い断熱窓へのリフォームに対して、工事費用の最大50%相当、一戸あたり最大200万円という非常に高額な補助金が交付されるものです。

補助金対象となる高断熱窓の性能基準

ただし、どんな窓でも補助金の対象になるわけではありません。
「先進的窓リノベ事業」では、製品の断熱性能に応じてS、A、Bといったグレードが定められています。
当然ながら、グレードの高い高性能な製品ほど、受け取れる補助金の額も大きくなります。
費用は高くなりますが、高い補助額が見込めるため、結果的に自己負担を抑えて高性能な窓を導入できる可能性があります。

補助金申請の注意点と費用の考え方

これらの補助金を活用する上で最も重要な注意点は、申請手続きはリフォームを発注する個人ではなく、工事を行う事業者が行うという点です。
そのため、補助金の利用を前提とする場合は、その制度に登録している「登録事業者」の中からリフォーム会社を選ぶ必要があります。
また、補助金は工事完了後に交付されるため、一度は工事費用を全額支払う必要があることも覚えておきましょう。

まとめ

高断熱窓への交換には、内窓の設置や外窓交換など複数の方法があり、費用は工法や製品のグレードによって大きく異なります。
交換費用は、窓の大きさ、そして断熱性能を左右するガラスやサッシの種類によって変動します。
費用負担が大きく感じられるかもしれませんが、国の「先進的窓リノベ事業」のような手厚い補助金を活用すれば、自己負担を大幅に軽減することが可能です。
補助金を利用するには、制度に登録された事業者を選び、性能基準を満たす製品を選ぶことが不可欠です。
賢く制度を活用し、快適で経済的な暮らしを実現してください。

 

 

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